ハービスPLAZAディスプレイ什器（2017）

ハービスPLAZAのB1Fのリニューアルに伴い、携帯の普及により使われなくなった公衆電話コーナーをテナント共用のディスプレイとして再利用する計画。
公衆電話が置かれていた壁面部分を隠すために、ディスプレイとして利用されていない時もディスプレイの背面の壁は設置しておく必要があった。
そこで什器を前と後ろで2分割し、ディスプレイとして利用しない時は手前の土台を撤去し、ベンチとして利用できるように考えた。
時代（ニーズ）の変化に伴い使われなくなったスペースを再利用するにあたり、将来ディスプレイスペースとして利用されないことも提案すべき計画と考え設計した。

撮影：濱田康郎建築設計事務所